突然ですが、「産業廃棄物」にはどういった種類の廃棄物が含まれるのかご存知ですか?
「産業」という言葉から、「建設現場」や「工場」で発生する廃棄物を連想される方が多いようです。しかしながら、建設現場や工場で発生する廃棄物だけが産業廃棄物ではなく、細かく20種類に分類されています。その20種類の中には、多くの飲食店から定期的に排出されるあるモノが含まれます。天ぷら、串カツ、から揚げ…など、揚げ物をするお店から必ず出る‘’アレ‘’です。そう、不要な食用油(以下、廃油)は産業廃棄物に該当します。
※お店によっては廃油以外の産業廃棄物が定期的に出る場合もあります。廃油だけではありませんのでご注意下さい。
産業廃棄物は、お店から定期的に出る他の事業系一般廃棄物(例えば生ごみ)とは異なる処理(運搬・処分)方法が必要となります。また、廃棄物業者が産業廃棄物を扱うには「産業廃棄物収集運搬業」又は「産業廃棄物処理業」のいずれか又は両方の認可が必要となります。許可を持たない業者が産業廃棄物を取り扱うと当然ながら違法行為となるだけでなく、無許可業者に産業廃棄物の処理を依頼した排出事業者側(お店側)も社会的責任を問われることになります。産業廃棄物は排出事業者自らが責任を持って処理する(認可業者に委託する)ことが法律で義務付けられています。「業者なんてどこでもいい」「廃油がなくなってくれさえすればそれでいい」といった安易な考え方で業者を選定するのは大変危険です。
当社は2府(大阪府、京都府)3県(奈良県、兵庫県、滋賀県)の産業廃棄物収集運搬業の認可を得た業者です。また、産業廃棄物(廃油(動植物性油脂に限る))の再生利用業の指定許可証も取得した、認可業者です。廃油の処理は安心して当社にお任せ下さい!